社会人になったんだから保険ぐらい入っておけって上司に言われた。一人暮らしなんだけど、保険なんて要るの?
こういった疑問にお答えします。
目次
一人暮らしに保険は必要なのか
結論から言うとそこまで必要はありません。
自分の不安に思っていることや備えておきたいことがあれば、それに対応できる安価な保険を1つ2つ入っておけば十分ですし、もし全くいらないと結論が出たのならそれでもいいと思います。
以下が理由です。
基本的に自分の為の保障しか要らない
一人暮らしであれば基本的には養うべき人は自分だけですので、過度の死亡保障は不要です。
また、しっかりと貯蓄が出来ているのであれば、医療保障やお葬式代を用意する為の死亡保障も要らないでしょう。
そうなると、あとは老後資金を準備する為に個人年金保険とかも考えられますが、現在ならiDecoなどの方がメリットが大きいので、あえて保険で備える必要も薄いかと思います。
若ければリスクは小さい
これも当たり前のことですが、基本的に若ければ大きな病気や死亡のリスクも低くなります。
そもそもリスクが低いので必要以上の保障は不要といえます。
もし入るのであれば少額で十分
それでも、仕事を始めてからまだそこまで年数が経っていないなどの理由で貯蓄が少ない場合だと、入院を伴う病気やケガをした場合に医療費が大きな負担となるリスクがあります。
そういった場合に備えて、保険料が安い医療保険を利用するというのは十分選択肢になります。
ただし、ここで注意してほしいのは、その時点で入る医療保険は安価、且つ、保障期間の決まっている定期医療保険で十分という事です。
あくまでも貯蓄がある程度まで貯まるまでの繋ぎとして医療保険を活用して、医療費が自分で賄えるようになったら10年後の更新が来るより前に解約してしまえばいいのです。
また、貯蓄を貯めるまでの過程で「自分には終身での医療保障が必要だ」と感じた場合には、その時点で終身医療保険に乗り換えても良いでしょう。
どちらにせよ、若い頃に最初に入るのは安価な保険で十分です。
また、若い頃であっても以下のような保険であれば検討する価値はあります。
終身がん保険はコスパが高くオススメ出来る
がん保険は第三分野商品の中でも唯一、元が取れる可能性が高い商品です。コスパが抜群なんですよね。
ですので、こちらは保険料が安い若い頃に入っておくという選択肢は有りですね。
ただし、がん保険には注意点があります。
契約する前に各保障の保障期間をしっかりと確認しよう
え?終身のガン保険だから全部の保障が一生涯じゃないの?
実は主契約の保障は一生涯で、特約部分の保障が10年更新になっているがん保険が大手の会社から発売されているのです。
勿論、10年更新の部分は更新をし続ければ実質終身での保障となります。
しかし、その特約部分は定期保険と変わりませんので更新をすればするほど保険料が上がります。
つまり、若い頃に入ろうが問答無用で10年ごとに保険料が上がっていくので早く入る意味がないという事です。
ですので、若い頃に入るのであればそういった更新のあるがん保険ではなく、全ての保障が終身の保険料が一生涯上がらないがん保険を選択しましょう。
若いうちは保険よりも他のことに資金を使った方が良い
若い頃は大事なお金を保険に優先して使う必要性は全くありません。
それよりも友人や同僚との付き合いや、自分への投資、貯蓄や資産運用に使ったほうが得られるものは大きいでしょう。
とりあえず、ある程度は貯蓄をしつつ、余剰資金は自分のやりたいことに使いましょう。
変にリスクを気にして縮こまるよりも、前を向いて進んでいける時期なんですからガンガン前向きに行きましょう。
まとめ
以上、一人暮らしに保険は必要なのかについてでした。
この記事を読んで、もし、あなたが保険が必要だと感じたなら、その時は必ず複数の保険会社から見積もりを取るようにしてください。
保険会社はそれぞれ特色があり、がん保険に強い会社だったり、死亡保障に強い会社だったり、保険料の安さが魅力な会社だったりと色々と有ります。
自分にとってベストの選択をする為には、複数の保険会社で見積もりを取ることが必須です。
上の記事を参考にして是非、自分に合った保険を選ぶようにしてください。
それに、若いうちから資産運用を始めておけば、複利の効果を享受できますのでオススメです。
あと、実際に資産運用をやらないにしても、勉強をしておいて損はないと思います。