最近、生命保険の保険料が家計の負担になってきたから保険の見直しをしたい……
だけど、どこで相談するのが一番いいのかな?
前から付き合いのある保険屋さんでもいい?
こういった疑問にお答えします。
いざ保険の見直しや新規で契約をしようとしたとき、以上のようなことで悩んだ方も多いかと思います。
保険相談サービスが普及する前は《新しく保険を契約する時は親や会社から保険屋さんを紹介してもらって、そのままずっと同じ保険屋さんにお任せ》という感じで、保険のことは知り合いの保険屋さんに全部お任せ、というのがスタンダードでした。
というか、今もそういうイメージは根強く、保険会社は直属の営業員を多く抱え、街にも多くの保険屋さんがひしめき合っています。
しかし、現在であれば、「保険ショップ」や「保険相談アプリ」などを活用したほうが
といったメリットが得られる可能性が極めて高い為、私としてはそういったサービスを活用することを強くオススメします。
というか「そういったサービスをうまく活用しないと、あなたは生涯で数百万円~数千万円の損失を被る可能性があります」ので、損をしたくなければ絶対にそれらを使うべきです。
この記事では、元保険代理店勤務の私が、保険ショップ・保険相談アプリを利用するメリットについて解説をします。
現在、保険の見直しを考えている方、または、保険の新規契約を考えている方は、少しだけお時間を取ってこの記事を読んで下さると幸いです。
保険相談サービスを使わないと損をする理由とは?
保険相談サービスを使わないと損をする理由はただ一つ。
それは「保険屋さんの場合だと商品の比較検討ができない場合が多く、自分に合ったベストな保険を選択できないから」です。
商品を比較検討しないと
といった問題が起こります。
その為『無駄に保険料を支払うことになり、生涯で数百万円から数千万円の損失を被る可能性がある』のです。
なぜ保険屋さんだと商品の比較検討ができないのか
ん~、でも私のお世話になってる保険屋さんは、生命保険とか医療保険とかがん保険とか一通り取り扱ってるよ?
それに、同じ種類の保険でもいろんな商品があるみたいだし、その中で比較すれば十分じゃないの?
確かに、どんな保険屋さんでも複数の保険の取り扱いが普通はありますので、それで十分に比較できるんじゃないかと思われるかもしれませんね。
……ただ、そこで重要なのは取り扱っている商品の数ではありません。
重要なのは「あなたがお世話になっている保険屋さんは、どれだけの保険会社の商品を取り扱っているか?」という点です。
重要なのは取り扱っている保険会社数
う~ん……?ちょっとどういう意味かよくわかんないんだけど?
商品の数が多い=比較できるじゃないの?
はい、ちょっと書き方が分かりにくかったですね。
ですので、簡単にわかるように図にしてみました。以下をご覧ください。
つまり、取り扱っている商品の数≠取り扱っている保険会社の数という事になりますので、単純に商品数が多いという事はあまり重要ではないのです。
とりあえずそれは分かったけど、取り扱っている保険会社の数が重要な理由がまだわかんないなぁ。
簡単に言うと、「保険会社ごとに商品に特徴があるので、1社の商品だけを見て判断してはいけない」という事です。
例えば
……みたいな感じで、それぞれの保険会社ごとに特色があるんですね。
ですので、あなたがもし「保険料を安くしたい!」と思ったり「保障を手厚くしたい!」などと考えた場合には、1社の商品だけではなく複数社の商品を比較して検討をするという事が重要になってきます。
それゆえに、私は「取り扱っている保険会社の数」を特に気にしてるわけです。
こんな風に契約した人は比較が十分じゃないかも?
う~ん、とりあえず保険会社の数が重要なのはわかったけど、実際、今の保険屋さんが何社取り扱ってるのかなんてわかんないよ……
簡単な調べ方ってあるの?
一番簡単なのは、保険屋さんから貰った名刺を見ることです。
名刺に以下のような記載があったら「比較が十分に出来ていない」可能性が高いので、要注意ですよ!
それぞれを軽く解説しておきますね。
保険会社直属の営業員から契約している場合
こういった名刺は直属の営業員(いわゆる生保レディーなどを含む)から保険に加入した人が持っている可能性が高いです。
あなたがもし
という状況に当てはまるのであれば、特に要注意です。
また、具体的な社名でいうと、日本生命・第一生命・大樹生命(三井生命)・かんぽ生命・ソニー生命・住友生命辺りの商品に加入している人は該当する可能性が高く要注意です。
専属代理店の営業員から契約している場合
このような名刺は街の保険屋さん(その中でも特に専属代理店と呼ばれる保険屋さん)などの営業員から保険に加入した人が持っている可能性が高い名刺です。
あなたがもし
という状況に当てはまるのであれば、要注意です。
具体的な社名でいうと、先ほど挙げた保険会社に加えて、アフラック・東京海上日動系列(東京海上日動あんしん生命)・三井住友海上系列(あいおい生命)の商品に加入している人は要注意と言えます。
特に東京海上日動系の保険屋さんが取り扱う「トータルアシスト超保険」という生命保険と損害保険が一つになった一体型保険に加入している方は、保険屋さんが専業代理店である可能性が高いので、見直しをオススメします。
街の保険屋さんやグループ企業の保険代理店から契約している場合
こういった名刺は、前述の2つに当てはまらない場合の名刺です。
この場合だと複数社の取り扱いがありますのでまだマシですが、上記の名刺のように取り扱っている会社の数が数社(2~9社)程度で、かつ、先ほど要注意として挙げた保険会社しか取り扱っていないような場合だと比較が十分でない危険性があります。
あなたがもし
という状況に当てはまって、かつ、名刺的に専業代理店じゃなさそうな場合は、名刺の裏面を見たり、保険屋さんのホームページを見たりして取り扱い保険会社数を確認してみましょう。
本当に自分に合った商品を見つけたいのであれば、保険会社の規模に関係なく、10社~20社程度の商品を比較して検討をする必要がありますので、それ以下の取扱数であったら見直しをオススメします。
纏めると
これらに当てはまる場合は比較が十分ではなく、損をしている可能性が高いといえます。
商品をしっかり比較をしないと、保険で損をする
えっ……でも生命保険なんて、知り合いとか会社から保険屋さんを紹介されて、それで入るものだと思うんだけど、その人たちは全員、損をしてるって事?
まさにその通りでして、ほとんど人は自分が保険で損をしている事に気付いていません。
そもそも、不思議に思いませんか?
多くの人は買い物をする時に複数の商品を比較して、どれが自分に合っているのかを検討して買うものを決めるはずです。
あなたも買い物の時には
などといったことを考えて、自分なりの答えを見つけて色んな商品の中から1つを選ぶはずです。
ですが、保険の事となると途端に比較するということを忘れて、営業員から勧められた1つの商品に全幅の信頼を寄せて、そのまま契約をしてしまうという事例がかなり多いのです。
比較をしなければ、当然ながら『勧められた商品が本当に優れているのか分かりません』ので、本来であれば、そのまま契約をするべきではありません。
しかし、保険というのは内容が難しいと感じることが多い為、多くの人が営業員の言いなりになってそのまま保険に加入してしまうんですよね……
実際、保険は内容がややこしい商品がかなり多く、自力で比較をするにはそれなりに知識と時間が必要になりますので、これに関しては仕方がないのかなと思います。
私も保険に詳しい訳じゃないし、それに勉強をする時間も気力もないな……
だったらもう、比較するのは諦めて言われたとおりに加入するしかないよね……
確かに、以前であれば諦めるしかなかったかもしれません。
ですが今は、プロの力を借りてしかも無料で保険の比較を行うことができます。
それが、保険ショップや保険相談アプリが提供している「無料保険相談サービス」であり、私がそれらを強くオススメする理由でもあります。
無料の保険相談サービスを使うと得られるメリット
保険相談サービスを使うことで得られるメリットは以下の3つです。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
メリット1.簡単に複数社の保険を比較できる
例えば、保険ショップ大手の《保険見直し本舗》の場合だと、生命保険は20社以上、損害保険を含めると40社以上の商品を取り扱っています。
そして、これら多数の保険会社の商品を比較して、自分に合った商品だけ探し出すことができます。
確かに取り扱いが多いのはいいんだけれど、いっぱいある中から選ぶのは大変そう……
私は保険のこと詳しくないからどの保険会社の商品が良いのかも分からないし不安……
その点はご安心ください。
ショップにはコンサルタントがいますので、あなたの要望を伝えればその要望に合った保険を複数比較してあなたに合った商品をいくつかピックアップしてくれます。
つまり、《複数社の商品の比較→良い商品のピックアップ》という一番大変な作業はコンサルタント側でやってくれるんですね。
ですので、あなたとしては労力を費やすことなく、複数の商品が比較できるという訳です。
また、ピックアップされた商品を必ず契約しなくてはいけないというわけではありません。
その為、できるだけ早く保険に入りたいという人以外にも
という人であれば、気軽に無料サービスを活用してみると良いんじゃないかなと思います。
病院ではよくある、セカンドオピニオンみたいなものですね。
また、後述するように、現在、1社の商品のみに加入しているという人であれば、見直すことで保険料が安くなる場合もありますので、そういう人にもオススメです。
メリット2.複数社の保険を組み合わせて自分に合った保障を組み立てることができる
前述したメリットに関連するようなことですが、複数社の商品の取り扱いがあるため、それらを組み合わせることで自分に合った保障を用意することができます。
いろんな保障を組み合わせるって作る保険って普通に保険会社から販売されてなかったっけ?それと何が違うの?
確かに、日本生命や第一生命など主に大手の保険会社では《複数の保険を自分の好きなように組み合わせて自分に合った保障をオーダーメイドできる》というコンセプトの保険が売られていますし、むしろ、それらが主力商品ですので生命保険といえばそういう商品を想像する人が多いかもしれません。
ただ、それらの商品は当たり前ですが《1社の商品のみしか組み合わせることができません》ので、そこがかなりのデメリットになります。
先ほども言ったように、どの保険会社も会社ごとに強みとか弱みというものは持っています。
ですので、1社のみの場合だと、どうしても保障が手薄になる部分というのは出てきてしまうんですね。
対して、保険相談サービスを利用する場合は複数社の商品の中から選ぶことができるので《良いとこ取りができる》というのがメリットになります。
1社単独で保障を用意するよりも保障を充実させたり、保険料を安くすることが可能になりますので、多数の商品を比較検討できるメリットは非常に大きいと私は考えます。
メリット3.今までよりも保険料を安くできる可能性がある
保険見直しの場合であれば、相談をして見直す事で保険料を安くできる可能性があります。
特に、前述した「大手保険会社の《複数の保険を自分の好きなように組み合わせて自分に合った保障をオーダーメイドできる》というコンセプトの保険」に加入している人であれば高確率で保険料が安くなります。
以下は、そういった保険の代表格である《第一生命のジャスト》という商品と、《日本生命のニッセイ みらいのカタチ》という商品について私がレビューした記事ですが、そのなかで「保障を他社の商品で代用したらどれぐらい安くなるのか?」という事を検証しています。
その結果、両商品とも「複数社の保険を組み合わせて契約したほうが、保険料も安く、かつ、保障も手厚くできる」という結果になりました。
安くなるといっても、どれぐらい安くなるの?月々数百円程度だったら正直、見直すのが面倒だからそのままにしたいんだけど……
上記の記事では30歳の人が50歳や60歳まで契約を続けた場合の保険料、つまり20~30年間の累計保険料額を試算して検証したのですが、結果としては《単一の保険会社で保障を用意すると、20~30年で160万円~560万円、余分に保険料を払う必要がある》という結果が出ています。
数百円どころが数百万円単位で変わってきますので、もしあなたが単一の保険会社で保障を用意しているのであれば、迷わず見直しを行うべきでしょう。
保険のミスマッチは選んだ契約経路が原因
保険に加入をしたいと思った場合や、保険を見直したいという場合には、多くの人が「自分に合った一番いい保険を選びたい」ときっと考えているはずです。
そして、それを実現したいのであれば「複数の商品を比較検討できるサービスを活用するべきだ」というのはさっきお伝えした通りです。
それなのに多くの人が
というような理由でそのまま契約を行い、保険相談サービスを利用しない傾向があります。
これは非常にもったいないことです。
さっきも言った通り商品をしっかりと比較しないと、自分に合っていない保障内容で契約をしてしまうリスクが非常に高くなります。
そして、そのミスマッチが起こるからこそ「保険料が高い……」とか「保険を見直したい……」という欲求が出てくるのです。
また、あなたがもし《保険は全て保険屋さんに任せている》のであれば、将来的にはあなたも同じ感情を抱くようになるかもしれません。(この記事に検索で辿り着いた人はもうなっているかもしれませんが……)
ですので、私としては「新規契約・見直しを問わず保険の相談をするのであれば、とりあえず保険相談サービスを活用して欲しい」というのが本音です。
あなたの行動次第で《保険に関わる費用が生涯で数百万円近く節約》できる可能性もあります。
せっかくここまで調べたのですから、是非、あと一歩踏み出してみてください。
★オススメの保険相談サービスを知りたい人はこちらのページをご覧ください。
まとめ
以上、保険料を安くしたいのなら保険ショップ・アプリを活用したほうが良い理由でした。